■有機茶畑について

堆 肥
お茶の木は多年生植物に分類されるため、有機栽培のお茶は3年以上有機管理されたほ場(畑)で育てられたものです。禁止された農薬や化学肥料を使用せずに育てられますが、他畑からの影響を受けない様に極力、隣接地の少ない場所で大切に育てられています。
■有機茶栽培の難しさについて
お茶は春から秋にかけて茶を摘める時期が数回ありますが、その中には病気や虫の発生しやすい時期もあります。慣行栽培(一般的な農薬や化学肥料を使用する栽培方法)は、計画的な予防と防除ができますが、有機栽培は自然の生態系を最大限に生かして栽培されるため、病虫害が発生した時は、有機JASで認められた資材しか使用できません。安定した品質と量を確保するためのコントロールが一番難しい点となります。
■有機茶畑の環境について
農林水産省が認めた登録認定機関により各生産地は検査され、隣接地との間に必要な範囲を定められています。その範囲を厳守した上で、境界に近い部分の茶樹は、摘採せず緩衝地帯を作ったり、開墾して他とは独立した茶畑を作るなど有機茶栽培・生産者により工夫されています。
■原料・商品保管について
登録認定機関によって認定を受けた場所に非有機品と明確に分けて保管しています。保管場所の害虫防除も有機JAS規格に則った方法で行っていますが、有機茶の場合は殺虫剤などは使用せずに誘引灯や超音波による害虫防除などによって害虫から原料や商品を守っています。
■製造工程について

荒茶加工_1

荒茶加工_2
<生葉から仕上げ加工まで>
生葉受入れ ⇒ 荒茶加工 ⇒ 仕上げ加工 ⇒ 異物除去

目 視
<充填・包装加工>
原料投入 ⇒ マグネット ⇒ 異物除去機 ⇒ 金属探知機 ⇒ 目視 ⇒ マグネット ⇒ 賞味期限印字 ⇒ 原料計量 ⇒ マグネット ⇒ 原料袋入 ⇒ 窒素充填 ⇒ ヒートシール ⇒ 目視 ⇒ 計量 ⇒ ケース詰め
■製造ラインについて
一般栽培の茶と兼用のラインを使用しているので、有機茶の有機性が維持できるように非有機より先に製造を行ったり、非有機品の混入を防ぐためラインの清掃を厳しく行っています。また、有機原料を使用して製造されたことを詳細に記録して有機製品の製造管理を行っています。
■有機認定工場の運営・管理・維持について
有機の生産工程管理者と格付け責任者(担当者)が必要なため、作業に携わる担当者はそのた目の管理と格付け作業が可能となる有機に関する教育訓練とJAS有機の講習受講が必要です。
有機工場の認定期間は1年間のため、年に1回有機認定機関の監査を受けなければなりません。監査では認証を受けた通りの原料を使用し、承認を受けた製造方法で商品が製造され、商品としての製造・出荷数量の管理が規定された通りに実施されているかを更新審査用の書類とともに提示し、製造ラインなどの実地検査を受けます。
■オーガニックギルドブランド商品のアピール点
全国の有機茶園から厳選した一番茶をブレンドした有機一番煎茶ですが原料の選定に関しては全ての生産者の方の話を伺い、有機に真剣に取り組んでいる方の原料を使用しています。